厳島神社という神社を知っていますか?
広島県廿日市の都にある神社で世界遺産にも登録されている有名な神社のようです。
広島県に住んでいる人は分かる人も多いと思いますが、厳島神社の鳥居は海上にあることで知られています。
どうしてこのような神社が造られたのか気になりますね!?
それでは今回は、厳島神社の歴史や鳥居が海上にある理由、お土産にしゃもじがある理由などについてご紹介します。
厳島神社の名前の由来や歴史について
「いつき島にまつれる神」という意味があり、元々は「伊都伎島神」と呼ばれていたそうです。
徐々に呼び方が変わっていき、「厳嶋神社」と呼ばれ、今の厳島神社になったそうです。
厳島神社は、今から約1500年前の593年に佐伯鞍職が建てたと言われています。
現在の厳島神社の形になったのは、今から約1150年前前後と言われており、今でもそのころからの形を受け継いでいるそうです。
厳島神社は、1207年と1223年の2回、大きな火災があったと言われています。
国からの援助で再建する事ができましたが、また火災が起きてしまったようです。
厳島神社は海に面している神社だったので、台風による被害は大きかったようです。
平成3年の台風19号、平成11年の台風18号、平成16年の台風18号、平成24年の台風などで重要文化財である「能舞台」が倒壊したり、他にも大きな被害で出てしまったようです。
厳島神社の鳥居が海上にある理由とは!?
海上にある鳥居は珍しく観光に来た人からすると感動する光景かもしれませんが、何で海上にあるんだろうと疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
元々は島そのものが聖域であったので、神域の入口に鳥居が建っていたそうです。
そのため、鳥居は神域と俗界を隔てる境界の役割を果たしていることから、神の島である厳島は海上になくてはならなかったそうです。
その時代の人たちは、対岸から船に乗って鳥居をくぐってから神社を参拝していたそうです。
鎌倉時代に入ってから大鳥居と言われるようになり、その柱の長さは約14mもあったそうです。
厳島神社(宮島)のお土産にしゃもじが多い由来とは!?
宮島は日本で一番木製しゃもじの生産量が多い地域のようです。
現在では木製のしゃもじを使う人は滅多にいないかもしれませんが、宮島のしゃもじは知名度が高く、しゃもじ自体のことを宮島と呼ぶ人も居るそうです。
しゃもじが誕生したのは、1800年ころの江戸時代に宮島で生まれたもののようです。
しゃもじを当時考えた人は光明院というお寺で修業していた誓信という人だったそうです。
今でも光明院は厳島神社の側にあると言われています。
宮島のお土産屋さんにはしゃもじが沢山売っているそうです。
その中でも、しゃもじのお守りが有名のようです。
しゃもじ型をしているストラップタイプのお守りやしゃもじ型のお守りですが、実際に使用できるものがあるそうです。
厳島神社のシカが多い理由とは?
宮島にはシカがそこら中にいるため、人に会う数よりもシカに会う事の方が多いかもしれません。
シカというと奈良県というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、奈良県が関係しているそうです。
はっきりとした理由は分かっていませんが、宮島にいるシカは奈良県から連れてこられたという記録が残っているそうです。
それだけではなく、もともと宮島自体にもシカが存在していたそうです。
どうして宮島にいるの?と思う人も居るかもしれませんが、シカは意外と泳ぐのが得意なため泳いでいるうちに宮島に着いたということのようです。
そのため、シカが多いのではなく厳島神社はシカが住処としているため、そこに人間が行っているということになりますね!
厳島神社にいるシカへのエサやりは禁止しているそうです。
シカに餌やりってなかなかできる体験ではないので、やってみたいという人が多いかもしれませんが、普段大人しいシカでも空腹だったり発情期にはイライラしていることが多いので、人間を襲う危険もあるそうです。
厳島神社に住みついているからといってもペットではなく野生動物なので注意しなくてはならないそうです。
まとめ
今回は、厳島神社やお土産にしゃもじが多い理由などについてご紹介しました。
厳島神社に行ったことはありますか?
なかなか遠くていけないという人も居るかもしれませんが、鳥居が海上に浮かんでいる神社は珍しいので、聞いたことはあるという人は多いかもしれませんね!
「いつき島にまつれる神」という意味がある神社のようです。
最初は、「伊都伎島神」と呼ばれていた神社ですが、徐々に呼び方が変わり「厳嶋神社」→「厳島神社」となったそうです。
厳島神社の鳥居は神域と俗界を隔てる境界の役割を果たしていることから、神の島である厳島は海上になくてはならなかったと言われています。
宮島は日本で一番木製のしゃもじの生産量が多いようです。
そのため、宮島のお土産屋さんにはしゃもじのお守りやしゃもじのストラップなどを沢山取り扱っているそうです。
宮島にシカが多いのは奈良県から連れて来られたという説もありますが、元々シカがいたとも言われています。
シカは意外と泳ぎが得意な動物なので、泳いでいるうちに宮島にたどり着き、今では住処としているそうです。
海上に鳥居がある不思議な神社を一度は見に行ってみたいですよね!?
宮島が日本で一番しゃもじの生産量が多いということを知っていましたか!?
今では木製のしゃもじを使うことはなくなってしまいましたが、一番最初にしゃもじを生み出したのも宮島で結構有名なようなので、使ってみたい気もしますね!