錦織圭選手や大坂なおみ選手らの活躍により、テニスが今熱い!!

テニスはキッズからジュニアまで世代を問わず多くの人が楽しむことができるスポーツとして、日本だけでなく世界の国々で愛されています。

今回は、そんなテニスの雑学について紹介していきます!!

テニスの語源とは!?いつからテニスとよばれるようになった?    

由来 テニス 点数

テニスの起源はフランスです。

フランス語のtenir(トゥニール)の命令形tenez(トゥネ)から来ていると言われています。

tenirは「つかむ・保つ」という意味を持っており、その命令形であるtenezは、「ほら、さあ、そら」という感じで使われます。

つまりテニスは、サーブを打つときに「ほら、行くよ!」と呼びかけたことから来ているのだと言われています。

実は、テニスの語源には他の説もあります。

詩人ジョン・ガウワーが1339年に書いた著書「平和を讃えて」の詩の中にTenetzというスペルが出ており、これがテニスの語源ではないのかと言われています。

このようにテニスの語源にはいくつかの説があるのです。

テニスを「庭球」と書く理由は?    

テニスは漢字で「庭球」と書きます。

その理由は、テニスがもともと庭でするスポーツだったからです。

なんとシンプルな理由でしょう。

ちなみに他のスポーツも〇球と漢字で表されることがありますが、理由はとてもシンプルなものばかり。

たとえば野球がもともと野原でするスポーツだったから「野球」、サッカーはボールを蹴るスポーツだから「蹴球」などといった理由です。

スポンサードリンク

テニスの点数の数え方の由来とは!?

テニスはネットを挟んでお互いに球を打ち合う競技です。

自分に打った球を相手が返すことができなかった場合、自分のコートを外して返してしまった場合(いわゆるアウト)に自分に得点が入ります。

得点が4回入れば1ゲームを取ったこととなり、6ゲーム取れば1セット取ったこととなります。

大会によりますが、1セット、また3セット取ったら勝利です。

これが、テニスの得点が入る流れとなります。

“得点が4回入れば1ゲームを取ったこととなり”と先ほど紹介していきました。

この得点が4回入りですが、多くのスポーツでは1点、2点、というように数えていきます。

しかし、テニスは1点、2点という数え方では数えません。

ではテニスはどのように数えて行くのか。

0、15、30、40、このようにしてテニスは数えていきます。

この点数の数え方となったのは、19世紀後半であると言われています。

なぜこのような数え方となったのでしょうか。

実はテニスの得点の数え方にはいくつかの説があります。

1つ目は時計の文字盤を4分割したという説です。

文字盤は15、30、45で4等分にすることができます。

0からスタートし、文字盤が一周して0のところに針がきて終わりというようにしたのでしょう。

2つ目は、貨幣の単位からきたという説です。

フランスの貨幣制度は60進法で、ドゥニエ銅貨4枚で60スウという金額となります。

フランスでテニスが流行るようになった頃、1ポイントとるたびにドゥニエ銅貨1枚(15スゥ)が賭けられたことからきていると言われています。

このような説から、0、15、30、40と数えられるようになったのでしょう。

…あれ?でもそれなら40ではなく45なはず。

45ではなく40となっている理由についてですが、それは45(フォーティーファイブ)より40(フォーティー)の方が言いやすいからなのだとか。

点数が0の時にラブと呼ぶのはなぜ!?      

テニスが0、15、30、40と数えるのか理解できましたか!?

ここでは0について注目します。

この0ですが、テニスでは「ゼロ」とは呼びません。

テニスで0は「ラブ」と呼びます。

なぜ0のことをラブと呼ぶのか。

かつて「LOVE」は「nothing(なにもない)」という意味があったからではないかと言われています。

0は点数が入っていない状態であり、なにもない状態ですよね。

スポンサードリンク

テニスで使われる「サービスエース」の由来・語源とは?   

由来 テニス サービスエース

テニスで使われる「サービスエース」という用語、これは相手が返球することができない素晴らしいサーブという意味があります。

ちなみに、「ノータッチエース」という誰も触れることができずにサーブが決まるサービスエースよりも素晴らしいサーブもあります。

このサービスエース、どのような語源・由来があるのか。

トランプの「A」はエースと呼ばれ、トランプの中では最強のカードです。

サービスエースは自分だけの力でもぎ取った凄いプレーです。

そのためトランプのA(エース)が由来・語源となったのではないでしょうか。

テニス用語「ベーグル」の意味や由来とは? 

テニス用語である「ベーグル」は、1セットのスコアが6-0になることです。

スコアが4-0や5-0になってくると、「ベーグルの香ばしい香りがしてきましたね~」などと嫌味な解説をする解説者が出てきたります。

なぜ「ベーグル」と言われるようになったのか。

数字の0は丸いですよね、そしてベーグルは真ん中に穴が開いています。

そのため、0=ベーグルと言われるようになったのではないかと言われています。

テニス用語「シコラー」の意味や由来とは? 

テニス用語である「シコラー」は、シコシコと相手に球を打ち返し、相手のミスを誘い粘り強さで勝つというプレーのことを言います。

シコラーのポイントは、とにかく無理をしないこと。

決める球を返すのではく、相手のミスを誘うような球を撃ち返します。

なぜ「シコラー」と言われるようになったのか。

それはシコシコと相手に球を打ち返すという様から来ています。

ちなみに「バコラー」というテニス用語もあります。

こちらはバコバコ強打で相手のコートへ球を打ち返すことを言います。

目立つのはバコラーで、シコラーに派手さは感じません。

しかしバコラーよりもシコラーの方が勝負には強いことが多いんだとか。

まとめ

テニスの雑学についてまとめていきました!!

  • フランス語のtenirの命令形tenezがテニスの語源
  • もともと庭で楽しまれていたスポーツだったから「庭球」
  • 0、15、30、45と数えるのは文字盤に見立てて、また貨幣の単位からきている
  • 0(ラブ)はLOVE=nothingという意味があったから
  • サービスエースのエースはトランプではAが最強だから
  • スコアが6-0のときの「ベーグル」は穴が開いているのが0に見えるから
  • シコシコと無理せず相手に打ち返す「シコラー」は打ち姿から

いかがでしたか!?

こうしたテニスの雑学は、テニスが好きな人にとってはおもしろいですよね!

また雑学好きな人にもたまらないはず!

雑学をきっかけに、多くの人がテニスに興味を持ってくれると嬉しいです。

スポンサードリンク