「今日はがっつりお肉を食べたいな~」という日は誰にでもあるでしょう。
がっつりお肉を食べたいという日に、思いつくお肉料理はなんですか!?
きっと、多くの人が「ステーキ!!」と答えるのではないでしょうか。
ステーキっておいしいですよね!
みなさん、ステーキってどういうお肉のことを意味するのか知っていますか!?
今回は、知っているようで知らないステーキについて注目していきます。
なぜステーキはステーキと呼ばれるようになったのか。
また今回はステーキ以外にも人気の高いお肉料理の名前の由来について注目していきます!!
目次
ステーキとはどんな肉料理の意味!?名前の由来は?
ステーキとは、厚切りにしたお肉を焼いたりあぶったりした料理です。
ステーキ=お肉のイメージが強いですが、実は厚切りにした魚介類のこともステーキというため、必ずしもお肉=ステーキではありません。
タコステーキやホタテステーキがあることから理解することができるでしょう。
ではステーキの由来について紹介していきます!
ステーキ(steak)は英語表記ですが、その語源は古ノイド語である「steik」から来ていると言われています。
古ノイド語で「steik」とは、串に刺して焼いた肉という意味があります。
ステーキといえば、現在は鉄板で焼いたものをさす言葉ですが、昔は串に刺して食べていたのかもしれませんね。
ステーキについて理解することができたのではないでしょうか。
ステーキとビフテキの違いとは?
ステーキとは厚切りにしたお肉を焼いたりあぶったりした料理のことであるということを紹介していきました。
日本では一般的に、ステーキ=ビーフステーキのことを指すことが多いです。
ここではステーキとビフテキの違いについて紹介していきます。
そもそもビフテキとはなんなのか。
ビフテキ=ビーフステーキであると思っている人は多いかもしれません。
しかし実は、それは大きな間違いなんです。
実はビフテキはbifteck(ビフテック)というステーキを意味するフランス語が語源であると言われています。
ですが、ビフテキ=ビーフステーキというのもあながち間違いではないようで。
なぜならビフテキの代表的な料理がビーフステーキだからです。
そのため、ビフテキ=ビーフステーキというのは、間違いでもあり間違いでもないのです。
ステーキはお肉、魚介類すべてのものの総称のことを表しますが、ビフテキはステーキの一種であるということとなります。
ステーキの焼き方ブルーとは!?
ステーキにはさまざまな焼き加減がありそれぞれ味わいが大きく異なります。
「ミディアム」「レア」という焼き加減を聞いたことがある人は多いのでは!?
では、どのような焼き加減があるのか紹介していきます。
ロー(raw)
全く火が通っていない生の状態のこと。
新鮮なお肉でしかローでは食べることはできず、一般的にローの状態でお肉を注文することは難しいです。
ブルー(blue)
ローほどではありませんが、ブルーもあまり火は通っていない状態となります。
数秒鉄板で焼いただけの状態で提供されるお肉がブルーです。
ブルーレア(blue rare)
ブルーは数秒焼いた状態のことでしたが、ブルーレアは数十秒鉄板で焼いただけの状態で提供されるお肉のことをいいます。
レア(rare)
表面は焼けているが中心部は生の状態のことをいいます。
弾力があり、「レアの焼き加減が好き」という人は少なくありません。
ミディアムレア(medium rare)
レアよりは火が通っているという焼き加減のことをいいます。
ミディアム(medium)
ステーキの断面が薄いピンク色、中心部に火がよく通っている焼き加減のことです。
一般的にミディアムの焼き加減が好まれる傾向にあります。
ミディアムウェル(medium well)
生ではないけど焼き過ぎていないため、柔らかさもあるという焼き加減です。
ウェル(well)
しっかり焼いた状態よりもやや少し弱めに焼いた状態の焼き加減のことです。
ウェルダン(well done)
火がしっかりと通った焼き加減のことを言います。
なかなか聞きなれない焼き加減もあったのではないでしょうか。
では今回はこの10の焼き加減の中でブルー(blue)について注目していきます!
ブルーと呼ぶ由来とは?
お肉の焼き加減の一つであるブルー。
なぜブルーというのかその由来について気になる人は少なくないのではないでしょうか。
ブルーって直訳したら青ですよね、ステーキは青色じゃないし…。
気になる由来についてですが、実は不明なんだとか。
ブルーの由来が不明の理由ですが、ステーキを提供するお店でもブルーでも提供することは0に等しいため、由来が不明とされているんだそうです。
もしかしたらきちんとした由来があるのかもしれませんが…、果たして…。
沖縄でステーキが定着している理由とは!?
沖縄県にはステーキを提供しているお店が多く、沖縄県民のソウルフードの一つと言っても過言ではありません。
なぜ沖縄でステーキが定着しているのか。
実は沖縄には全国トップクラスと言っていいくらいステーキ屋さんがたくさんあるんです!
それは沖縄の過去に理由がありました。
沖縄は昔アメリカ人に占領されている時代があり、牛肉が直輸入されていたので食べる機会が多かったんだとか。
アメリカ人は肉を食べる機会が多いため、直輸入されていたのでしょう。
気軽に庶民でも食べることができたため、日常的にステーキを食べていたそうです。
このような理由から、沖縄でステーキが定着しているのだと思われます。
沖縄を訪れることがあれば、ぜひステーキ屋さんへも足を運んでみて下さいね。
まとめ
ステーキについての雑学について今回は紹介していきました。
- ステーキは古ノイド語であるsteikが語源である
- ビフテキはステーキの一種である
- ステーキにはさまざまな焼き加減があり味わいが異なる
- 数秒のみ鉄板に通したほぼ生のブルーという焼き加減がある
- ブルーの焼き加減の意味は不明である
- 沖縄でステーキが定着しているのは過去の戦争の名残からだった
いかがでしたか!?
ステーキの雑学について知ることができたのではないでしょうか。
家族や友達とステーキを食べる機会があれば、ぜひ話してあげて下さいね。