ラーメンを頼んだら必ずレンゲってついてきますよね!?
レンゲがないとスープが飲めないし、付け忘れていたら必ず頼みますよね!?
熱いものが苦手な人はレンゲの上にラーメンをおいて冷ましている人も居るようです。
でも、そもそもなんでレンゲという名前が付いたのか気になりますよね!?
それでは今回は、どうしてラーメンを食べる時に使うレンゲをレンゲと呼ぶようになったのか名前の由来やラーメンについてくるナルトの由来についてご紹介します。
目次
ラーメンの名前の由来とは!?
ラーメンって子どもから大人にまで人気の食べ物ですよね!?
ラーメンと言う名前にはいくつか説があり、1つ目は中国西北部にある蘭州の面の1種である「ラーミェン」からきているそうです。
ラーメンは刃物なので細く切るのではなく、手で引っ張って伸ばして細く形を作ることから付けられた名前のようです。
2つ目は老麺「ラオミェン」が由来となっている説もあります。
老麺って何?と思う人も居るかもしれませんが、寒水面を用いた汁そばのことを言うそうです。
3つ目は北海道の「竹屋」という食道からきている説もあるそうです。
竹屋の厨房には中国の料理人がいたそうです。
その料理人の名前は「好了(ハオラー)」といい、この名前の発音を店主の妻が気に入ったことから「ラーメン」となった説もあるようです。
少し無理はあるような気がしますが、いずれにしてもはっきりとしたことは分かっていないようです。
ラーメンを漢字でどう書く?
ラーメンを漢字で書くと一般的には「拉麺」となりますが、「老麺」「柳麺」と書くこともあるそうです。
日本におけるラーメンの歴史!ラーメンが広まったのはいつ?
拉麺がどこで生まれたものなのかは詳しく分かっていないそうです。
しかし、ラーメンを中華麺などと表記することもあることから、中国料理店でどんぶりの中にラーメンとスープ、その上にチャーシュー、メンマ、ネギ、ノリなどをのせたものを出したのが嚆矢ではないかと言われています。
1488年に日本では経帯麺というラーメンに近いレシピで作ったものが存在していたそうです。
その後の1697年には水戸黄門で有名な水戸光圀公が中華麺を食べたということが分かっているそうです。
しかし、この時点ではまだ日本にラーメンは伝わっていないそうです。
明治維新を終えた後に日本に外国人が住むようになり、そのころから中華料理を出すお店がどんどん増えていったそうです。
1910年になり、浅草に初めてのラーメン屋がオープンし、それがラーメンが日本に伝わった始まりではないかと言われています。
1910年に初めてオープンしたのは「来々軒」というラーメン屋で、それを気に日本各地にラーメン屋がオープンしたそうです。
1923年に北海道「竹家食道」、1925年に喜多方「源来軒」、1937年に「南京千両」がオープンしましたが、その後第二次世界大戦が激化したため、多くのラーメン屋が閉店することになったそうです。
戦争が終わった後に、ラーメン屋を仕事をする人がどんどん増え、1947年に久留米ラーメン「三九」、1955年に中野の「大勝軒」、1958年に武蔵境の「珍々亭」がオープンしたそうです。
珍々亭と同じ年に日本初となるインスタントラーメンが発売されたそうです。
ラーメンで使うレンゲの由来とは!?
ラーメンだけでなく、チャーハンを頼んだ時もレンゲを使う人って多いですよね!?
そもそもなんでレンゲというのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
レンゲを漢字で書くと「蓮華」となります。
漢字の通り「ハスの花」という意味になります。
元々、レンゲは「チリレンゲ」と呼ばれていたそうです。
「チリレンゲ」を漢字にすると「散り蓮華」となります。
そのことから、レンゲの形が散ったハスの花びらのように見えたことから、「レンゲ」と呼ばれるようになったそうです。
レンゲだけでなく、形や見た目が何かに似ているからといって名前を付けられたものって結構いっぱいありますよね!?
ラーメンに入れるナルトの名前の由来とは?
ナルトは、「鳴門巻き」と言われ、魚肉のすり身を主原料として作られています。
断面はうずを巻いており、かまぼこの一種で鳴門巻きを略して「ナルト」と呼ばれているそうです。
そのナルトは、淡路島と四国の大手島、島田島の間にある鳴門海峡の渦潮にちなんで付けられたそうです。
白色のすり身と食用色素で着色した赤(ピンク)のすり身を用いて作られています。
なぜラーメンに入れるようになったの?
ラーメンを頼むとナルトが入っている事が多いですよね!?
何でナルトなの?と思う人も居れば、ナルトが入っていることが普通すぎて何も感じない人も居るかもしれませんね!
ナルトという食べ物は鳴門海峡の渦潮にちなんですり身を用いて作られています。
ナルトは料理の中に普段から使われる食材ではなく、おせちなどの特別な日に用いられていたそうです。
しかし、ナルトの売れ行きはよくなく、そのナルトを有名にしたいと動き出したのが漫画家の藤子不二雄さんだったそうです。
自分の漫画の中でラーメンにナルトを入れて書いたそうです。
一度だけでなく何度も漫画の中で書いたそうです。
その事から、ラーメンの中にナルトが入るというイメージが定着し、今ではラーメンにはナルトが入ることが普通になったそうです。
このような過程があったと考えられますが、漫画の力はすごいなと思いますね!
カップラーメンに付いている「かやく」の意味や由来とは?
カップラーメンには、必ずと言ってもいいほどかやくが付いていますよね!?
多くの人は、「乾燥野菜くず」を略して「かやく」と思っているかもしれませんが、「かやく」を漢字で書くと「加薬」となります。
元々、メインの加薬の他に効果を高めるために、補う目的で加えられた成分のことを言うそうです。
「加薬」という言葉は、室町時代後期に誕生しており、その当時は主に漢方薬の材料となるショウガを意味しているそうです。
薬をご飯に混ぜて炊いたものを「加薬ご飯」と呼んでいたそうです。
徐々に意味が変わりご飯に混ぜた具材自体をかやくと呼ぶようになったそうです。
主役を引き立てる香辛料や薬味のことを意味し、今でも油あげなどの具材を混ぜ込んで炊いたご飯を関西地方では「かやくご飯」、かまぼこやノリなどのいろんな具材が乗ったうどんを「かやくうどん」と呼ぶこともあるそうです。
カップラーメンのかやくはこの「加薬」からきているそうです。
まとめ
今回は、ラーメンのレンゲの由来についてご紹介しました。
ラーメンの名前の由来は、老麺「ラオミェン」説と料理人の「好了(ハオラー)」説があるそうです。
漢字では「拉麺」と書くそうです。
1910年に初めて浅草にラーメン屋がオープンしたそうです。
レンゲを漢字で書くと「蓮華」となり、「ハスの花」となります。
ハスの花びらのように見えたことからこのような名前が付いたそうです。
ナルトは鳴門海峡にある渦潮にちなんで付けられたそうです。
ラーメンは小さい子どもから大人まで人気があり、ラーメンを頼むと必ずレンゲってついてきますよね!?
レンゲって漢字で書くと「蓮華」と書くそうです。
漢字にするとなんとなく分かる人も居るかもしれませんが、ハスの花となりハスが散ったように見えることからレンゲという名前が付いたそうです。
ラーメンは、1910年に浅草で初めてオープンしたそうです。
今では、全国に系列店を持つラーメン屋さんもありますね!
歴史を知って食べるラーメンも何かいいですね!