サッカー選手は1つのチームの中でそれぞれ違う背番号を付けています。
よくエースやキャプテンが付ける番号というと「1」をイメージする人も多いかもしれません。
背番号は元々なかったそうです。
20世紀初頭になり、1897年のラグビーの大会で使われた事を機に使われるようになったそうです。
サッカーで初めて背番号が使われるようになったのは、1928年と言われています。
そんな背番号にはどんな意味があるのか、由来なども気になりますね!
それでは今回は、サッカーの背番号の由来や数字の意味などについてご紹介します。
目次
サッカーの背番号の由来とは!?
サッカーで背番号が初めて使ったのはイギリスと言われています。
サッカーは11人で行うスポーツのため、1~11番まであるようです。
背番号ってサッカーが上手な人から付けられるというイメージを持っている人も多いようですが
サッカーの場合はポジションが背番号となっているそうです。
この番号の振り方もイギリスが決めたもので、これが世界に広まっていき、多くの国がこのルールに影響を受けているようです。
今ではクラブチームの背番号などは、選手=背番号となっているため、ポジション=背番号でなくても特に決まりはないそうです。
サッカーの背番号の数字の意味とは!?
一般的なポジションと背番号についてご紹介します。
- 1番:ゴールキーパー
- 2番:右サイドバック、左サイドバック
- 3番:センターバック、左サイドバック、右サイドバック
- 4番:センターバック、右サイドバック
- 5番:守備的ミッドフィールダー、センターバック
- 6番:左サイドバック、守備的ミッドフィールダー
- 7番:右ウイング、右サイドハーフ、攻撃的ミッドフィールダー、フォワード
- 8番:守備的ミッドフィールダー、攻撃的ミッドフィールダー
- 9番:センターフォワード
- 10番:攻撃的ミッドフィールダー、フォワード
- 11番:左ウイング、左サイドハーフ、フォワード
10番がエースナンバーになった由来とは?
サッカーは11人で行うスポーツですが、その中で特別な番号が10番になります。
サッカーの中で10番はエースが付ける番号なので、司令塔であり得点力を兼ね備えている人が付ける番号のようです。
日本では本田選手と香川選手のどちらかが付けていることから大きな話題となっているそうです。
サッカーの中には多くのフォーメーションが存在しますが、どのフォーメーションでも相手チームは背番号10番を付けている人を警戒して徹底的にマークしているようです。
エースが10番を付けるという事は分かったけど、そもそもどうして10番を付けるようになったのか疑問ですよね!?
愛称「ペレ」でも知られている「エドソン・アランチス・ドゥ・ナシメント」という人をしっていますか?
この人が背番号10番を特別な番号にした人のようです。
1958年にスウェーデンでFIFAワールドカップにペレが出場したそうです。
この時に、ペレの監督は適当に背番号を割り振り、ペレが付けたのが10番だったようです。
ペレが付けただけで特別なものとなったわけではありませんが、ペレが10番をつけてこのFIFAワールドカップで驚異的な活躍を見せたそうです。
この頃から10番が注目されるようになり、その後に行われたFIFAワールドカップでペレはブラジル代表として出場し、3度の優勝に貢献したことで注目を集めたそうです。
22年間の現役時代の中で通算1363試合に出場し1281得点を記録したそうです。
ペレは「サッカーの神様」と呼ばれるようになったそうです。
サッカーのポジション名と意味について
FW(フォワード)
ゴールに一番近い距離で得点することが主な役割ですが、得点を入れるだけでなくチャンスを作る大事な役割もあるそうです。
今までは、ゴールを奪う事が主な役割としてきましたが、現在では守備も重要となってきたそうです。
CF(センターフォワード)
フォワードのポジションの中で一番得点能力が必要とされる場所のようです。
コートの真ん中あたりに位置し身長の高さやパワーなどが必要とされるそうです。
ST(セカンドトップ)
センターフォワードよりも少し下がった位置にポジションを取り、センターフォワードとの組み合わせで起用されることが多いようです。
WG(ウイング)
ウンガーとも呼ばれ、両サイドに配置され攻撃を専門とするポジションのようです。
現在のサッカーでは高い能力がウイングには求められるそうです。
MF(ミッドフィールダー)
フォワードとディフェンスダーの間にポジションを取り、攻撃能力と守備能力の両方が求められるポジションのようです。
OMF(攻撃的ミッドフィールダー)
フォワードへパスを回したり、自らゴールを狙うこともあるようです。
OMFは、あらゆるところに移動してパスを回したりするため、司令塔と思われがちですが、実際は違うようです。
セントラルミッドフィルダー
中盤の選手が横に一列に並んだ時の真ん中の2名がいるポジションのようです。
日本ではセンターハーフの方が使われているそうです。
ボールを奪ったり、タテにパスを送らなくてはならないので、難易度が高いポジションのようです。
サイドハーフ
中盤の左右両方のポジションのことです。
チームの戦術によってポジションが毎回変わるそうです。
司令塔・ボランチ
現在のサッカーには欠かすことのできないポジションです。
ポルトガル語でボランチと呼ばれるそうです。
ピンチを未然に防ぎ攻撃では起点となり、広い視野と運動量が求められるポジションのようです。
まとめ
今回は、サッカーの背番号の由来についてご紹介しました。
サッカーはみんなで応援できて盛り上がるスポーツの1つですよね!?
毎年居酒屋のテレビの前でみんなで応援している人もいるのではないでしょうか?
背番号はポジションによって付けられているようです。
その背番号の中で10番は特別な意味を持つ番号で、それを広めたのがペレの愛称で呼ばれている選手だったそうです。
ペレという選手は、監督から適当に渡された背番号を付け、驚異的な活躍を見せたそうです。
このようなことがあって、10番が注目を集めるようになったと言われています。
サッカーの背番号にはこんな意味があったんだと初めて知る人も多いかもしれませんね!