ギリシャ語を話せますか?
あまりギリシャ語を話せる人っていないかもしれませんね!
英語とは違って難しそうという人も中にはいるかもしれませんね!
そもそもギリシャ語ってどこで使われている言葉なのかどんな言葉を使っているのか気になりますね!?
ギリシャ語と聞くと何か厳しい国というイメージを持っている人も多いようです。
そんなギリシャ語ってどれぐらい前から使われるようになったのか、歴史なども気になりますね!?
それでは今回は、ギリシャ語由来の英語や歴史などについてもご紹介します。
ギリシャ語の歴史について
ギリシャ語は、紀元前3千年紀後半頃にバルカン半島で話されていた言葉のようです。
ギリス語は、ミケーネ語と古代ギリシャ語、コイネーに分けられるそうです。
ミケーネ語は、紀元前15世紀、14世紀まで遡るそうです。
古代ギリシャ語は、ローマ帝国中に知れ渡ったと言われています。
コイネーは、古代ギリシャ語と古典期のアッティカが合わさった言葉のようです。
初の共通ギリシャ語方言で東地中海と近東全域で使われていたそうです。
英語にはギリシャ語由来のものがある!?
Chaos(カオス)
「混沌、無秩序」という意味を持ち、ギリシャ語では「khaos」となるそうです。
初めて「chaos」を用いたのはシェイクスピアと言われています。
cosmos(コスモス)
ギリシャ語では「kosmos」となるそうです。
Tarutarus(タルタロス)
ゼウスがティタンたちを幽閉した場所のようです。
ギリシャ語が由来の日本で使われている言葉とは?
スクール
日本でもよく「スクール」という言葉を使っている人を耳にしますよね!?
「学校」という意味になりますが、この英語「スクール」もギリシャ語からきているそうです。
ギリシャ語からきているということを初めて知るという人の方がほとんどではないでしょうか?
英語「スクール」の語源となっているのが、ギリシャ語の「スコーリー」です。
タレント
ギリシャ語でもカタカナにすると「タレント」となります。
しかし、発音の位置が異なり、英語では「タ」、ギリシャ語では「レ」の部分を強調して読むそうです。
トラウマ
ギリシャ語では、「傷」という意味になりますが、日本語と同じ意味として使われることもあるそうです。
カリスマ
元々カリスマという言葉は「神からの贈り物」という宗教用語として、作られたもののようです。
ギリシャ語での読み方は「ハリスマ」となり、この言葉はドイツの社会学者によって非人間的な指導者をもった人に対して使われるようになったそうです。
ドラマ
ギリシャ語では元々「悲劇」という意味があり、日本では「演劇」という意味があるそうです。
プラスチック
ギリシャ語での発音は「プラスチコ」となるそうです。
サンダル
ギリシャ語でビーチサンダルの事を「サヨナラ」というそうです。
日本で「さよなら」はあいさつで使われる言葉なので、ギリシャの人に「サヨナラ」といってしまうと、「ビーチサンダル」ととらえられてしまうそうです。
その他のギリシャ語
- ゴリラ
- グラフ
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カオス
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アレルギー
ギリシャ語が語源になっている植物とは!?
Aeonium(アエオニウム)
永遠に生える多肉植物で、ギリシャ語「Aionion=永続する」が語源となっているそうです。
Cotyledon(コチレドン)
葉っぱがお椀型のくぼみがあるのが特徴の多肉植物で、ギリシャ語の「Kotuledon=お椀型のくぼみ」が語源となっているそうです。
Delosperma(デロスペルマ)
目で見ることが出来る種をもつ植物という意味があり、ギリシャ語の「Pinter=上を見ている」と「Anthos=花が」語源となっているそうです。
Gasteria(ガステリア)
意味としては、お腹のように膨れ上がった花被をもつ植物となり、ギリシャ語の「Gaster=お腹」が語源となっているそうです。
Graptopetalum(グラプトペタルム)
花びらは点が描かれているように見える植物で、ギリシャ語の「Graptos=彫りこまれた、点描された」と「Petalon=花びら」が語源となっているそうです。
Jatropha(ヤトロファ)
たっぷりと栄養が含まれているため、医師いらずな植物という意味を持ち、ギリシャ語の「Iatros=医師」と「Traophe=栄養」が語源となっているそうです。
Monadenium(モナデニウム)
1つの分泌腺をもった多肉植物でギリシャ語の「Monos=1つの」と「Aden=分泌腺」が語源となっているそうです。
Ophthalmophyllum(オフタルモフィルム)
葉っぱが目玉のように見えるのが特徴の植物で、ギリシャ語の「Ophtaloms=目」と「Phyllon=葉」が語源となっているそうです。
Othonna(オトンナ)
麻布のような優しい肌触りのある植物で、ギリシャ語の「Othone=麻布、リンネ」が語源となっているそうです。
Pachyphytum(パキフィッツム)
分厚く太い植物という意味があり、ギリシャ語の「Pachys=分厚い、太った」と「phyton=植物」が語源となっているそうです。
まとめ
今回は、ギリシャ語由来の英語や歴史についてご紹介しました。
ギリシャ語は、バルカン半島で紀元前3千根年紀後半に話されていたそうです。
ギリシャ語由来となった英語も沢山あるそうです。
普段から何気なく使っている言葉がギリシャ語由来のものもあるそうです。
植物の中には、ギリシャ語が語源となっているものもある事が分かりました。
ギリシャ語を話せる人は、日本にも居るかもしれませんが、縁もゆかりもないと思っている人の方が多いのではないでしょうか?
しかし、普段使っている言葉の中にはギリシャ語が由来となっている言葉も沢山あるということがわかりました。
そこまで関りがないという訳ではないということですね!