営業、就職活動、面談などいろんな場面でスーツを着ますよね!?

意外とスーツを着る機会って多いかもしれませんね!

どんどん歴史背景ととともに、形や色、柄、素材なども変わってきているそうです。

スーツっていつ頃からあるのか、どうしてスーツと呼ばれているのか、考えてみるとどうしてなんだろうと思うところはありますね!?

それでは今回は、スーツやベストの由来、サイズはどうやってみれば良いのかについてご紹介します。

スーツの由来や歴史について

由来 スーツ 歴史

サラリーマンやOL、就職活動中の人達は、スーツを着る機会も多いと思います。

元々スーツは、15世紀、16世紀頃に農作業着や軍服、貴族のコートなどとして用いられていたそうです。

幅広く用いられていたスーツは、当時スタンダードなものしかなかったようです。

18世紀~19世紀になると歩きやすいようにと前裾をカットしたモーニングコートや馬に乗る際にも着れる燕尾服などがイギリスで登場したそうです。

基本的にモーニングコートや燕尾服などは、外で切るものですが、やがて室内着として着れるように、裾の部分をカットしたジャケットスタイルが誕生したようです。

ジャケットスタイルは、「スモーキングジャケット」→「タキシード」と呼ばれるようになったそうです。

日本では、大正時代に男性のスーツスタイルが一般化して徐々にスタンダードファッションとなったそうです。

この時代は、職人が一人一人の体型に合わせて作ったオーダーメイドしかなかったそうです。

戦後、機械などの発達によって大量生産が可能となっているので、既製品がほとんどになったそうです。

こだわりのある愛好家や既製品では合わない人などがオーダーメイドで作っているそうです。

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シングルスーツとダブルスーツの違いは?

スーツは、大きく分けるとシングルスーツとダブルスーツの2種類があるそうです。

シングルスーツは、「シングルブレスト、シングルブレスドスーツ」と呼ぶこともあるそうです。

シングルスーツはビジネススーツの定番として知られている、一列にボタンが並んでいるデザインのスーツのようです。

ボタンの数は3つのものや2つのものがあり、ボタンの数に正式のものは特になく、国や時代によって好みが分かれるそうです。

トレンドによって3つのものだったり、2つのものだったりで異なると思いますが、日本では多くの人が2つボタンのスーツを着ているそうです。

ダブルスーツは、「ダブルブレスト、ダブルブレスドスーツ」と呼ばれることがあるそうです。

ダブルスーツは、名前の通り2列にボタンが並んでいるデザインのスーツの事のようです。

フォーマルな印象のあるスーツで、ボタンの数は4~6つとバリエーション豊富なようです。

ダブルスーツの由来とは?

ダブルスーツは、シングルスーツよりも実用的な衣服として用いられてきたそうです。

元々は軍服などとして用いられていましたが、オーバーコート→フォーマルウエア→ラウンジスーツとなったそうです。

ダブルブレストは日本で「両前」と呼ばれていたそうです。

ダブルスーツの名前の由来については残念ながら記載されていませんでした。

スーツのサイズ表記の見方は!?

スーツやジャケット、スラックスを選ぶ前にまず自分の体型を知る必要があります。

「YA体=スリム型」、「A型=標準型」、「AB体=がっちり体」、「BB体=ゆったり体」となるそうです。

スーツには、「A5」などと表記されていることがあると思います。

A5って一体何?と思う人がほとんどかもしれませんが、「A」はJIS規格による体型区分でチェストとウエストの寸法さとなるそうです。

「5」はJIS規格による「単数表示」で5cm間隔で区分した身長の事のようです。

身長/ウエストの順にご紹介していきます。

  • SS=155~165cm / 69~77cm
  • S=160~170cm / 71~79cm
  • M=170~175cm / 75~81cm
  • L=170~175cm / 79~85cm
  • LL=170~180cm / 79~87cm
  • 3L=175~185cm / 81~89cm

 

  • A-S=160~165cm / 75~81cm
  • A-M=165~170cm / 77~83cm
  • A-L=170~175cm / 79~85cm
  • A-LL=175~180cm / 81~87cm

 

  • AB-S=160~165cm / 81~95cm
  • AB-M=165~170cm / 83~97cm
  • AB-L=170~175cm / 85~99cm
  • AB-LL=175~180cm / 87~101cm

 

スーツやジャケットのサイズ表記の見方はこのようになるそうです。

スーツのベストの由来や着る意味とは?

今では、ブラウスの上に着る袖がないベストが一般的ですが、15世紀後半から17世紀前半頃は袖があり、そのベストの事をヨーロッパでは「タブレット」と呼んでいたそうです。

18世紀頃からスーツの上着が細身になっていたことから、ベストは袖なしになったそうです。

昔はシャツの事を下着と考えられていたそうです。

上着を脱いだ時に下着と言われているシャツがむき出しになるわけにはいかないと、袖ありのベストは男性にとって必須アイテムとなったそうです。

シャツ姿を避けるために、スーツはベストがセットという事がスーツ発祥の地、イギリスの発想と言われています。

おしゃれのためと思われがちなベストですが、昔はベストを着ることが公共の場のマナーという考えだったそうです。

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スーツのマナー!1番下のボタンを留めない理由とは?

由来 スーツ マナー

スーツを初めて来た時、全部ボタンを留めていた人も多いと思います。

しかし、一番下のボタンは留めないのがマナーのようです。

3つのボタンの場合は上の2つだけ、2つボタンのジャケットと段返り3つボタンジャケットの場合は上の1つだけを留めるそうです。

一般的に言われている理由は、スーツのジャケットを着て椅子に座った時に窮屈にならないためやシワにならないようにするためと言われているそうです。

まとめ

今回は、スーツの由来についてご紹介しました。

元々スーツは農作業着や軍服、貴族のコートとして切られていたそうです。

日本では大正時代に男性のスーツとして広まったそうです。

シングルスーツは、タテ一列にボタンが並んでいるデザインで、ダブルスーツは2列にボタンが並んでいるデザインのことのようです。

スーツを選ぶ際にはまず自分の体型を知る必要があります。

昔は、シャツのことを下着と扱われていたそうです。

そのため、上着を脱いだ際にベストを着ていないと下着があらわになってしまうことから、ベストを着ていたそうです。

結構スーツを着ている人も多いですが、スーツに種類があることを知っていましたか?

意外と着ている人も種類や正しい着方を知らない人も多いようです。

恥をかかないために正しい着方を知っておきたいですね!

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