日本人にとって納豆や豆腐は馴染みのある食材ではないでしょうか?

今は旅館やホテルの朝食などに納豆や豆腐を出すところもあるようです。

納豆も豆腐も大豆が使われており、漢字の意味が逆じゃないの?と思う人もいるかもしれません。

どうして逆じゃないの?と思う人もでてきたのでしょうか?

それでは今回は、納豆と豆腐の漢字の由来や漢字の意味は逆ではないか説などについてご紹介します。

「納豆」と「豆腐」の漢字って逆じゃないの!?

由来 豆腐 納豆

豆腐は腐らせている訳ではないのに豆「腐」と書き、製造工程で箱に納められています。

納豆は臭いもすべて腐っているみたいで製造工程で箱に納められていないのに「納」豆と書きます。

これって逆じゃないの?と思う人も多いかもしれません。

これには、いくつかの説があるようなのでご紹介します。

中国から送られてくる際に貼り紙を間違えてしまった

豆腐と納豆は木に入って船で贈られてくる際に、品名が書いてる紙が突風によって吹き飛ばされてしまったようです。

船の乗組員が貼り紙を元に戻したつもりでしたが、逆につけてしまったことから、そのまま日本に伝わったと言われています。

日本国内でいつの間にか意味が逆になっていた

日本に伝わった時点では正しい名前でしたが、長い歴史の中で誰かが間違って使ったことをきっかけに名前が逆になってしまったという説もあるようです。

名前が逆になったのは平安時代とも言われているそうです。

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納豆の漢字の由来とは!?

納豆は日本発祥の食べ物ですが、日本の地域についてはいくつかの説があるようです。

秋田県横手市の金沢公園には「納所発祥の地」と記された碑があり、秋田音頭にいは「桧山納豆」が秋田名物とされているそうです。

日本発祥といってもどこの地域が発祥というのは分からないようですね!?

どうして納豆という感じになったのか気になりますね!?

これにもいくつかの説があるようですが、2つご紹介します。

1つ目は、納豆は寺社の納所で作られていた豆のため、「納所の豆」という事で「納豆」と書くようになったそうです。

2つ目は、殿様や皇帝に納めるものだったため、納豆と書くようになったそうです。

いずれにしてもはっきりとした由来は分かっていないということですね!

なぜ納豆にはからしが付いてるの?

納豆を買うと絶対といってもいいほど、からしって付いてきますよね!?

これにはちゃんとした理由があるようです。

納豆を美味しく食べるためにからしが付いていると思っている人も多いかもしれません。

納豆は68種類のにおい成分が構成されているため、そのにおい成分の中にはアンモニアの成分が含まれているそうです。

そのため、保存状態が悪いとアンモニアの成分が強くなってしまうそうです。

昔は保存状態が劣悪だったため、アンモニア臭を消すためにからしを混ぜて食べていたそうです。

それが今でも使われている理由のようです。

納豆の薬味としてネギや大根おろし、ミョウガなどを入れる人もいますが、納豆と同じようにネバネバするオクラやメカブを入れる人もいるようです。

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豆腐の漢字の由来とは!?

由来 豆腐 漢字

豆腐という漢字の由来にはいくつか説があるようなのでご紹介します。

1つ目は、豆腐という感じは中国でも使われており、「腐」という感じは、中国では「柔らかい」という意味になるそうです。

中国では柔らかいや固めるという意味になるそうです。

2つ目は、納豆と豆腐が中国から伝わってきた際に名前が入れ替わってしまったという説もあるようです。

納豆と豆腐は木箱に入っておりそこに名前を書いて貼っていましたが、台風によって紙が飛ばされ、適当に戻したら逆になってしまったということのようです。

しかし、納豆は日本発祥の食べ物と言われているので、この説は無理があるかもしれませんね!

豆腐を1丁、2丁と数える理由とは!?

豆腐を数える時、「丁」を使いますよね!?

昔は、豆腐2個で「1丁」、豆腐半分の時は「半丁」と呼んでいたそうです。

数でみると分かるかもしれませんが、「丁」は「半か丁か」で偶数という意味があるそうです。

木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いとは!?

木綿豆腐は、豆乳に疑固剤を加えて固めた物を崩してから、圧力をかけて水分を絞ってから、型に入れて形を整えた豆腐のようです。

木綿豆腐は絞っているため味が濃く食感もしっかりしています。

押し固めて作っているので、絹ごし豆腐のように形が崩れにくいので、焼き豆腐や湯豆腐、すき焼きなどの料理に向いているようです。

絹ごし豆腐は、豆乳に疑固剤を加えてそのまま固めて作った豆腐、ふわっと柔らかいので豆腐などにおすすめの豆腐です。

木綿豆腐と絹ごし豆腐の名前の由来は?

木綿豆腐は、形を整える際に木箱に木綿を敷いて押し固めるので、豆腐に木綿の布の模様が付きます。

このことから、木綿豆腐と呼ばれるようになったそうです。

昔からある豆腐は、木綿豆腐で「普通豆腐」と呼ぶこともあるそうです。

絹ごし豆腐は、絹で濾しているのではなく絹のように柔らかく口当たりが良いということから絹ごし豆腐と呼ばれるようになったそうです。

まとめ

今回は、納豆と豆腐の漢字の由来やそれぞれ漢字が逆ではないのかについてご紹介しました。

納豆は日本発祥と言われていますが、発祥の地域は詳しくは分かっていないようです。

保存状態が悪いとアンモニア臭がするため、それを消すために昔からからしを混ぜて食べていたそうです。

木綿豆腐は疑固剤を加えて一度固めた物を崩して、水分を絞り、型に入れて押し固めたもののことを言うそうです。

絹ごし豆腐は、疑固剤を加えてそのまま作ったものなので柔らかい口当たりのようです。

木綿豆腐を木箱に入れて押し固める際に、木綿の布を敷いてから行います。

そのため、木綿布の模様が豆腐に付いたことから木綿豆腐と呼ばれるようになったそうです。

絹ごし豆腐は、絹のようにふんわりと柔らかい口当たりということから、絹ごし豆腐と言われるようになったそうです。

豆腐と納豆って日本人にとってはとても馴染みのある食べ物ですよね!?

毎日の食卓に並んでいる人も多いのではないでしょうか?

実際に納豆と豆腐の意味や由来などを考えてみるとどうして腐ってないのに豆腐と呼ぶの?と疑問に思った人もいるかもしれませんね!

はっきりした理由などは分かっていないようですが、船の乗組員のうっかりミスなどでこのように呼ばれるようになったのかもしれませんね!

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