2020年に開催されることが決定している東京オリンピック。
もうすぐ2019年、いよいよオリンピックイヤーに近くなってきましたね。
そこで今回は、オリンピックの由来について注目していきます。
2020年東京オリンピックのマスコットキャラクターとなった「ミライトワ」の名前の由来についてなどの雑学を紹介していきますので、要チェックです!!
目次
オリンピックの名前の由来とは?
紀元前9世紀、古代ギリシアでは、ギリシアの神々に捧げる4大競技大祭がありました。
4大競技大祭とは、
- オリンピア祭典競技
- イストミアン・ゲームズ
- ネメアン・ゲームズ
- ピシアン・ゲームズ
これらの4つのことをいいます。
その中で、オリンピア祭典競技が最も大きなものだったんだとか。
これらの祭典は古代オリンピックと呼ばれ、1000年近く続きました。
そして時代は流れ、19世紀。
オリンピア祭典競技に感銘を受けたフランスのクーベルタン男爵が、古代オリンピックの復活を思い描き、近代オリンピックが開催されました。
このクーベルタン男爵が思い描いたこちらのオリンピックが、現在も続くオリンピックとなっています。
なぜオリンピックのメダルは金銀銅なの!?
オリンピックでは1位には金メダル、2位には銀メダル、3位には銅メダルが与えられます。
それはなぜなのか。
その理由は、元素の周期表にありました。
元素の周期表で金銀銅を見ると、驚くことに縦に繋がっているんです。
金銀銅が縦に並んでいるのは偶然ではく、実は金銀銅は電子配置の関係でイオンになりにくい、すなわち貴金属性が高い元素となっているのです。
金銀銅の中でさびにくいのは金、次いで銀銅であるため、金銀銅がオリンピックでは使用されているということなっています。
また色合いが美しいことも、金銀銅が使われている理由の一つでしょう。
東京2020オリンピックのマスコットが決定!名前の由来は?
2020年に開催が決定している東京オリンピックのマスコットキャラクターの名前は、ミライトワと言います。
ミライトワは「未来」「永遠」という2つの言葉を結び付けて名付けられました。
ミライトワには、素晴らしい未来を永遠にという願いが込められています。
名付けたのは、1998年に開催された長野五輪のマスコットネーミングを担当した会社「ZYXYZ(ジザイズ)」です。
マスコットキャラクターのデザインは厳選した3種類の中から一般公募にて決められましたが、ネーミングは一般公募とはなりませんでした。
ネーミングは商標などが厳しいため委託になったと言われています。
ネーミングはとても厳しいようで、候補はなんと30案。
米・英・仏・西・独・露・中・韓国・アラビアでチェックを行い、国内の国外商標登録調査などを得てやっと名前が公表となりました。
私たちが知らないところで、多くの大人たちが動いていたのです。
オリンピックのシンボル五輪マークの由来や意味について
オリンピックのシンボルといえば、左から青・黄・黒・緑・赤の輪を重ねて連結した形のマークとなっています。
なぜこのマークがオリンピックのマークとして使われるようになったのか。
オリンピックのシンボル五輪マークの由来や意味について紹介していきます!
五輪マークの意味とは?
オリンピックの五輪マークですが、このマークを考案したのは、古代オリンピックから近代オリンピックを思い描いた、フランスのクーベルタン男爵でした。
この五輪マークの5つの輪っかは、
- ヨーロッパ
- 南北アメリカ
- アフリカ
- アジア
- オセアニア
と5つの大陸を表しています。
五輪マークは、5つの大陸を1つにという意味があったのです。
世界各国で開催されるオリンピックにふさわしいマークであると言えるでしょう。
色の意味は!?
マークの意味が分かると、次に気になるのは五輪マークの色についてです。
左から青・黄・黒・緑・赤となる五輪マーク。
先ほど五輪マークは5つの大陸を表していると紹介しました。
となれば、5つの大陸それぞれに色が付けられていると思われる方も少なくないでしょう。
しかし実は、そういうわけではありません。
大陸それぞれに色が付けられているのではなく、それぞれの色み意味があるんです。
順番に色の意味について紹介していくと、
- 水の「青」
- 砂の「黄」
- 土の「黒」
- 木の「緑」
- 火の「赤」
このような意味となっています。
五輪マークは、自然を表したこの色を使用していると言われています。
また、
- 水分
- 体力
- 技術
- 情熱
- 栄養
とスポーツを行うことで大切なこれらを表すという説もあるようです。
どちらの由来であっても、納得することができるのではないでしょうか。
ちなみに、五輪マークを考案したフランスのクーベルタン男爵は、これらの5色に白を加えるとすべての国旗を書くことができるからと述べています。
五輪マークの5色にはさまざまな意味があるようです。
東京2020オリンピックのロゴマークの由来は?
東京2020オリンピックのロゴマークは、組市松紋に採用されました。
組市松紋とは、歴史的に世界で愛されたもので、日本では江戸時代に市松模様として広まったデザインとなっています。
日本らしさを感じる素敵なロゴマークとなりました。
この組市松紋を藍色で描かれています。
藍色が使われた理由は、日本で伝統的な色だからなんだとか。
市松模様は形の異なる3種類の四角形を組み合わせてできたものです。
国や文化、思想などが異なることを市松模様で表現しているんだとか。
日本で開催されるオリンピックの名に恥じない素敵なロゴマークとなりました。
まとめ
今回はオリンピックについての雑学を紹介していきました。
- オリンピックの由来は紀元前9世紀に開催された4大競技大祭の中の一つオリンピア祭典競技から
- 元素の周期表が縦に並んでいることから金銀銅
- ミライトワの由来は素晴らしい未来を永遠に
- 5大陸のスポーツの対戦であるため5つの輪が繋がっているマークとなった
- 青、黄、黒、緑、赤の5色は自然を表した色という説が濃厚
- 登場2020織のオリンピックのロゴマークは市松模様
- 異なる3種類の四角形を組み合わせた市松模様は国々の個性を認め合い一つになろうという意味が込められている
いかがでしたか!?
2020年に東京オリンピックであるため、2019年はオリンピックの話題一色となるでしょう。
2018年現在でも話題となるくらいなので。
雑学は覚えておき、ぜひ教えてあげて下さいね。